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ぶら下がりで身長は伸びるのは本当か?

  

ぶら下がりで身長伸びるか

 

背筋が伸びる、身長も伸びるといわれて鉄棒にぶら下がった方もいらっしゃるのではないでしょうか。いかにも背が伸びそうなぶら下がり健康器。効果はどうでしょうか?

 

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ぶら下がり健康器って何?

 

高い鉄棒のような器械にぶら下がり、体をひねったり反動をつけたりして骨や筋肉を伸ばすことを目的とするものです。

 

高い鉄棒にジャンプして行うタイプのぶら下がり健康器、上を手でつかみ、下を仰向けになった背中に挟んで行う寝ながらタイプのぶら下がり健康器、ジムの腹筋マシンのような逆さぶら下がり健康器があります。

 

逆さぶら下がり健康器は、微妙な角度で逆立ちをすることができるようになっている器械です。

 

逆立ちをやり馴れていない人は、自分だけで急に行うと怪我をする可能性もあるため、誰でも危険のないように逆立ちができるようにという配慮のもとで作られています。

 

主に背骨や筋肉に影響を与え、体が歪んでいることによる痛みや、姿勢の悪さで縮こまってしまっている筋肉を伸ばす働きが期待されています。

 

椎間板が圧迫されて痛む人への施術として使われることも多いようです。

 

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ぶら下がり健康器で背は伸びる?

 

伸ばす力はありません。

 

ぶら下がり健康器は、猫背や腰痛持ちの方のために開発されているものです。

 

実際、カイロプラクティックの現場では猫背矯正や姿勢矯正、腰痛緩和などの目的のために使われています。

 

背中を支える広背筋、圧迫されている背骨の骨と骨の間を伸ばす働きはあるため、姿勢が悪いお子さんには姿勢が良くなる効果が期待できます。

 

ぶら下がるということは、背骨の上下を伸ばすことです。

 

整形外科でも行われる治療では、腰を索引することによって椎間板内圧を下げ、背中や腰の痛みを緩和するという治療があります(索引によって椎間板内圧が下がるかどうかは諸説あります)。

 

骨が成長しなければ身長は伸びません。成長するには全身の骨に刺激を与えることが必要で、ぶら下がり健康器では全身の骨に刺激を与えることができないのです。

 

実際にぶら下がってみるとわかりますが、ぶら下がり健康器で動いたように感じるのは上半身だけです。

 

ぶら下がり健康器を試すよりも、全身運動のほうが全身の骨に刺激が入り、成長を促す効果が期待できます。

 

身長を伸ばしたいなら全身運動をしましょう。猫背や鳩胸など、姿勢が悪いお子さんには「姿勢を正す」という意味でぶら下がり健康器も効果があるようです。

 

 

では、逆立ちは背が伸びる?

 

ぶら下がり健康器の種類の中に、逆さぶら下がり健康器(危なくなく逆立ちをさせてくれる器械)があります。

 

こちらも、身長を伸ばす効果が期待できることが明記されている製品もあります。

 

ですが、逆立ちにも背を伸ばす効果は期待できません。朝逆立ちをすると成長ホルモンが出やすくなる、という記載もありますが、これはどこから出てきた論でしょうか。

 

朝、逆立ちをすることで、血が頭に下がります。このことが甲状腺の働きを活発にし、代謝機能を高めることが言われています。

 

「ホルモンの分泌に影響を与える」という説がありますが、これはストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの働きを抑制する効果があるのは本当だそうです。

 

「コルチゾールの生成を抑える」→「ホルモンの分泌に影響する」→「成長ホルモンを分泌させる」という都市伝説のようになってしまっているのではないでしょうか。

 

背を伸ばすという目的でなければ、逆立ちはとても有効です。

 

コルチゾールの生成を抑え、いらいらする気持ちを減らすとともに上半身の筋肉を鍛え、脳に酸素をたくさん含んだ血液を巡らせることで頭痛緩和、大腸と小腸の動きを促すため便秘緩和など様々な効果が期待できるようです。

 

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