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子どもの栄養不足が気になる【新型栄養失調の真実とは?】

  

子どもの栄養不足が気になる

 

栄養失調と言えば、発展途上国の話だとおもっていませんか?若い女性や子供にも急増しているの「新型栄養失調」、お子さんは大丈夫ですか?

 

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新型栄養失調とは?

 

偏食によって起きる栄養失調です。3食食べていても、お腹いっぱい食べていても起こりうる栄養失調です。年齢を問わず起きている可能性があります。

 

栄養失調は血液中のアルブミンという物質の濃度が低下して起きる症状ですが、新型栄養失調とは、カロリーが足りているのにビタミンやミネラル、特にタンパク質が不足して起きる栄養失調と定義づけられています。

 

高齢者は野菜中心の食事になることによってタンパク質を摂らなくなることから始まるケースが多いのですが、最近は若年層、小さなお子さんにも増えています。

 

 

新型栄養失調になるとどうなる?

 

新型栄養失調になると、次のようなことに影響が出ます。

 

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ホルモンが作られにくくなる

 

ホルモンの原料はアミノ酸です。アミノ酸はタンパク質を体の中で再合成してつくるため、タンパク質が不足するとホルモンの原料が不足することになります。

 

成長を考えるときに大事なのは、骨の成長です。ですが、骨の成長をサポートする成長ホルモンが正常に分泌していないと骨は成長しません。

 

ごくごくわずかな量しかないのですが、私たちの身体はホルモンが動かしていると言ってもいいほど、ホルモンは重要な役割を担っています。

 

タンパク質が不足するとホルモンが不足しがちです。成長期に新型栄養失調を興すと、発育不全を起こす可能性もある、と示唆する説もあります。

 

骨が新しく作られにくくなる

 

骨の組織をつなげているのはコラーゲンです。コラーゲンの原料はタンパク質で、骨を伸ばしたり弾力をキープしたりする役割があります。

 

コラーゲンの原料が無くなることで、骨の成長に影響が出る可能性があります。もちろん、今ある骨も弾力を失ってしまいます。

 

貧血になりやすくなる

 

赤血球の原料は鉄とタンパク質です。タンパク質や鉄分(ミネラル)が不足することによって赤血球が作られなくなると、体の細胞に酸素と栄養が運ばれにくくなります。

 

貧血になるとだるさを覚え、きつい運動などはできなくなります。成長期のお子さんにとって貧血になってしまうことは体の隅々まで栄養が運ばれなくなることを意味します。

 

皮膚が老化する

 

皮膚の弾力はコラーゲンによって保持されています。骨と同じく、コラーゲンが不足することによってたるみ、水気を失った固い皮膚になってしまいます。

 

免疫力が低下することも合わせて起きるため、湿疹のような症状になることもあります。

 

免疫力の低下をまねく

 

免疫力のもとになる「免疫体」もタンパク質が原料です。

 

小さなお子さんは免疫力をどんどんつける時期なので、この時期に免疫体が十分に作られないことは、風邪をひきやすくなったり細菌感染しやすくなったりという悪影響を及ぼすことがあります。

 

小学校2,3年生までは特に免疫力が不完全で、風邪が流行すると学級閉鎖、学年閉鎖、学校閉鎖になるほどの流行を見せます。

 

若くても筋肉が衰えてしまう

 

筋肉の主原料もタンパク質です。タンパク質が不足することにより、筋肉が付きにくくなるのはもちろんですが、今ある筋肉も落ちてしまいます。

 

体をうまく動かせないばかりではなく、内臓もうまく動かせなくなってしまう可能性があります。

 

内臓は筋肉でできていますので、筋肉の働きが落ちてしまったら内臓の働きも落ちてしまうのです。

 

消化吸収も内臓の大事な役割ですので、内臓の働きが落ちると消化吸収の働きが落ち、さらなる栄養失調に結びつく…という悪循環になります。

 

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成長期に新型栄養失調はNG

 

人間の成長には時期があります。その時期を過ぎてしまうと成長は「止まる」という状態になります。

 

その時期に新型栄養失調を起こしてしまうと思うように体が大きくならず、内臓も成長しづらくなってしまいます。

 

40歳以上の大人が新型栄養失調を起こした場合は寿命の低下に結びつくという説もあります。

 

新型栄養失調の怖いところは、はたから見ているとたくさん食べているために、たくさん食べている子の姿と「栄養失調」という可能性に親や周りの大人が気づきにくいことです。

 

なんとなくだるい、疲れやすい、やる気が出ない…このようなことが新型栄養失調の前兆なのですが、これはストレスやハードスケジュールなどで物理的に疲れてしまった子供の症状と同じため、とても気付きにくいのです。

 

バランスの良い食事をしていて、好き嫌いのないお子さんはこの栄養失調の心配はありません。

 

好きなものしか食べない、限られた食材しか食べない、特にタンパク質源となる肉や魚、卵や乳製品を食べないというお子さんは要注意です。

 

 

新型栄養失調の対策

 

タンパク質が不足しなくて済むように肉や魚、卵や豆製品・乳製品をしっかりとバランスよく摂ることです。特に成長期のお子さんはタンパク質は不足してはいけません。

 

多すぎても逆に腎臓に負担をかけてしまうことがありますので、あくまで適量の範囲内の話ですが、偏食のお子さんも何か食べられるタンパク質を探すなどの工夫をしてしっかりとタンパク質を摂りましょう。

 

タンパク質が体の中で働くには、微量ミネラルや各種ビタミン類の働きも欠かせません。バランスよく多くの食材を食べることによって、健康な体を作っていきましょう。

 

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