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身長を伸ばす漢方薬があるのか?疑問まとめ

  

身長を伸ばす漢方薬があるのか?という疑問をまとめました。

 

漢方薬で身長が伸びる場合は、臓器のどこかに原因があって身長が伸びない場合に限定されるようです。

 

身長が伸びる漢方薬

 

漢方薬で身長が伸びる?

 

漢方薬で身長が伸びるという考え方には、2つあります。その2つは、、

 

  • 成長ホルモンを分泌する腎臓を強める
  • 成長に関わる臓器である肝臓の働きを強める

 

というものです。注意していただきたいのですが、成長ホルモンを腎臓が作るという考え方も、肝臓が成長に関わる臓器であるという考え方も、西洋の医療に対する考え方にはありません。

 

西洋の医療に対する考えでは、脳の下垂体から成長ホルモンは分泌されますし、成長に関わる臓器というのは、臓器全てがかかわると考えられています。

 

漢方薬で身長を伸ばす、というよりは「どこかに虚弱や不調がある場合、それを漢方薬で緩和することによって体調を整え、身長が普通に伸びる素地を作る」という考え方のほうが正しいようです。

 

たしかに、臓器がどこか不調で体の具合が悪ければ、順調に骨が伸びないこともあり得ます。

 

具体的に万人向けに身長が伸びる漢方薬はありません。

 

体調が悪くて発育に影響がある場合には、その原因を取り除くために漢方薬を使うことによって間接的に体が正常になり、背が伸びる場合というのはあるようです。

 

そのため、どんな漢方薬が効果がある、ということは「その人による」ということになります。

 

体調不良は発育に良い影響は与えません。お子さんが背が伸びず、発育不良を疑っているなら、まず原因となっている不調を取り除いてあげる必要があります。

 

不調を和らげ、体のエネルギーを不調緩和ではなく成長に変えようとするときに漢方薬は有効なのかもしれません。

 

漢方薬が効果がある場合とない場合

 

漢方薬が身長に効果がある場合

 

漢方薬が効果があると考えられるのは、「虚弱体質」の場合です。すぐに疲れてしまう、動きたくない、気力がわかない場合、まずは医師に相談してください。

 

検査などの結果、何も異常がないことがわかったら漢方薬の出番です。もし何か異常が分かった場合は、その異常を取り除く治療を受けてください。

 

漢方の考え方で見ると、虚弱体質にはいくつか原因があります。腎臓が悪い場合、肝臓が悪い場合、心臓が悪い場合とさまざまです。

 

この場合の「悪い」というのは医学的に問題があるという意味ではなく、「その臓器で気が滞っている」という意味です。

 

体質によって効果がある漢方薬は違いますので、一概におすすめできません。漢方医のいる薬局で聞いてみることをおすすめします。

 

漢方薬が身長に効果がない場合

 

何も悪いところがなく、元気でよく食べるのに身長が伸びない、という場合には漢方薬を飲んでも効果がないことが多いようです。

 

もともと漢方薬は本人の持っている力が弱っている時にサポートする、という役割のものです。

 

体調不良のない場合には、どんな漢方を処方しても効果はあまり感じられないかと思います。

 

漢方薬はお茶などもあるので手軽なものと考えられがちですが、薬です。

 

西洋的な薬ではありませんから即効性はありませんが、健康に何らかの影響を与えるものです。それをむやみに飲むことは、良いことばかりではありません。

 

漢方薬は体質的に向く人と向かない人があります。それに、飲まないほうがむしろいい場合もあるのです。その注意点をまとめてみました。

 

漢方薬を飲むときの注意点

 

漢方薬をサプリメント感覚で飲むのはおすすめできません。

 

はっきりした体調不良があり、その緩和のために飲むのなら良いと思いますが、素人判断で「身長が伸びる」という漢方薬を飲むのには賛成できません。

 

というのは、身長が伸びるときには成長ホルモンが働かないといけません。

 

東洋の考え方では、成長ホルモンを働かせるものは性ホルモンを働かせるものとほとんど同じに考えられていることが多いのです。

 

気をつけないと、精力増強に使われている漢方薬が入っているものもあるようです。

 

背を伸ばしたいと思ったら、第二次性徴期はできるだけ遅らせたほうが良いという考え方があります。

 

第二次性徴期が始まってから、女子では15p、男子では20pくらい伸びて身長が止まる、という説が現在は有力です。

 

子供の身長は1年間に5pくらいは伸びる場合が多いものです。1年間に4p以下の伸びが2年間続くと低身長症の疑いがあり、検査の対象になります。

 

第二次性徴期が始まるのが遅い子のほうが、1年間に5pの伸びが稼げると考えられています。

 

じわじわと伸びていき、男子の場合は155pくらいを上回ったあとで20pの伸びをプラスすれば、平均値以上の身長になります。

 

そのことを考えた時に、精力増強の漢方薬は小さいうちには必要ありません。

 

体調不良がない方は、漢方薬を考えるよりも、毎日の食事で栄養をバランスよく摂ることによってやがて来る第二次性徴期にむけて必要な栄養を貯めておくことを考える方がよいかと思います。