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お子さんの背が伸びないと悩んでいる方は意外と多いです。

  

身長を伸ばしたい小学生の女の子が物を書いている

 

医学的には、平均身長との差を示したSD値という数値で低身長症かどうかを判断しますが、このSD値が基準値を下回っていたり、伸び率の基準値を下回る状態が2年間続く場合に低身長症と判断され、大体2〜3割の子供が低身長症といわれています。

 

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原因は、なんらかの病気が原因のケースと、生活環境や遺伝などのケースがあります。

 

病気が原因の場合は、成長ホルモンの分泌が不足する成長ホルモン分泌不全性低身長症が考えられます。

 

分泌が不足する原因は、下垂体が障害を受ける脳の外傷や脳腫瘍があります。また甲状腺機能低下症で甲状腺ホルモンが不足しても低身長になります。

 

その他にも、出世時に平均よりも身長・体重が小さい子宮内発育不全だった場合や、ターナー症候群、プラダー・ウィリー症候群など、染色体の異常でも低身長症が起こります。

 

また、軟骨異栄養症という骨や軟骨の異常によって身長が伸びない病気や、慢性腎不全など内臓疾患があると栄養を吸収することができず、身長が伸びないなど影響が出ることがあります。

 

これらの病気が気になる場合は、治療で改善が期待できるので早目に専門医に診てもらいましょう。

 

病気が原因ではない場合は、生活環境の改善でお子さんの身長を伸ばす事が大いに期待できます。

 

 

食事の基本はバランス良く

 

一般的に牛乳・豆腐・小松菜・小魚などカルシウムを多く含む食品が良いとされていますが、実はカルシウムには背を伸ばす作用はないのです。

 

重要なのは骨を構成している軟骨細胞の材料となるたんぱく質です。たんぱく質は肉・魚・卵・チーズなどに多く含まれます。

 

特に、最近の小学生は朝食を食べなかったり、ごはんやパンなど炭水化物だけで簡単に済ませる傾向があるので、朝食でも、納豆や魚、卵など色々な種類のたんぱく質を摂ることが大切です。

 

またおやつもスナック菓子ではなく、魚や豆や卵など、脂肪が少ないたんぱく質を摂るのが理想的です。カルシウムは、たんぱく質からできた軟骨を硬く丈夫にするので、小学生の場合は牛乳は1日500ml程度でいいでしょう。

 

また、ミネラルのひとつである亜鉛も成長ホルモンに関係していて、身長を伸ばすのには欠かせません。亜鉛を多く含む食品はピーナツ、牡蠣、レバー、うなぎ、納豆、ゴマなどです。

 

 

全身をつかう運動

 

バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプする運動が身長を伸ばすとよくいわれますが、これは誤解です。

 

実際に背を伸ばすのは、体をまんべんなく動かす全身運動なのです。全身を使うことで、軟骨に栄養を行き渡らせ、関節液の循環を良くし、骨の成長を促すのです。スポーツに限らず、外で体を動かして元気に遊ぶことが大切です。

 

激しい運動をして、へとへとに疲れきって食事が喉を通らないというパターンはよくありません。運動をして疲れて帰ってきても、しっかり食事はとりましょう。

 

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寝る子は育つは本当です

 

夜しっかり眠ることで骨の成長に重要な成長ホルモンの分泌が良くなります。成長ホルモンは眠ってから2時間後くらいから分泌されるので、ストレスのかからないように熟睡できる環境づくりが大切です。

 

昼間、体を動かしてよく遊んでいる子の場合、運動で筋肉や骨にかかった負荷を修復するために、眠っている間に成長ホルモンが分泌されるので、やはり昼間よく運動することが大切です。

 

 

思春期(第二次性徴期)による性ホルモン

 

第二次性徴期、つまり思春期は小学校高学年になるとはじまります。

 

思春期になると性ホルモンが分泌され、一時的に身長もぐんと伸びますが、やがて骨の末端にある軟骨細胞の分裂を止めて固めてしまうため、女子は15歳前後、男子は16歳前後で身長の伸びは止まってしまいます。

 

ですから背を伸ばす為には、思春期の到来を遅らせて、背が伸びる期間をできるだけ長くすることと、思春期の時期に体の成長をいかに促すかがポイントになります。

 

日本人は世界的に見ても思春期を迎えるのが早いといわれていて、睡眠と深い関係があることがわかっています。また、夜間暗くなるとメラトニンというホルモンが分泌されるのですが、このメラトニンは性成熟を抑制する働きがあります。

 

早目に暗い部屋で就寝して質の良い睡眠をたっぷり取ることでメラトニンをしっかりと分泌させ、思春期の到来を遅らせることができます。

 

また思春期になると体つきも変わってきて、特に女の子は自分の体型を過剰に気にしますが、思春期のダイエットは禁物です。

 

間食で脂質や糖分を摂りすぎないように注意しつつ、食事はバランスよく摂ることが大切です。

 

 

ストレスのたまりすぎに注意

 

塾通いに受験、学校生活と、子供たちは日々多くのストレスを感じています。

 

ストレスが溜まると、身長を伸ばすための成長ホルモンが出なくなってしまいます。そのストレスを解消するのが睡眠です。

 

睡眠前にゲームやテレビを見すぎると、成長ホルモンがうまく分泌されないことがあるので注意します。早寝早起きを促すためにも、ゲームやテレビは就寝前でなく、朝の早い時間にやる習慣をつけましょう。

 

このように食事・睡眠・運動の基本的な生活習慣を整えるだけで、身長を伸ばすことができます。

 

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