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豆乳は身長を伸ばす効果はあるか?それとも伸びが止まる?

  

豆乳と身長

 

豆乳は身長を伸ばす効果がありますが、もちろん豆乳だけで身長が伸びるわけではありません。

 

イソフラボンの働きも含め、豆乳の働きを解説します。

 

豆乳には背を伸ばす働きがある

 

豆乳にはカルシウム、マグネシウム、亜鉛、タンパク質が含まれています。

 

もちろんその他にもたくさんの栄養素が含まれています。牛乳よりも優れている栄養素としては鉄があります。

 

カルシウムとマグネシウムは骨の成長を助ける役割があり、亜鉛とタンパク質は成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。

 

豆乳は大豆を水につけてふやかし、そのしぼり汁をとったものです。

 

大豆に含まれている成分は、以下のように身長に働きかけます。

 

 

カルシウムとマグネシウムの役割

 

カルシウムとマグネシウムには骨の成長を助ける効果が期待できます。

 

骨は、骨の両側の骨端線と言われるところから伸びていきます。成長ホルモンが分泌されると、骨端線の先にコラーゲンの繊維が作られます。

 

コラーゲンの組織の部分にカルシウムとマグネシウムが吸着し、骨になっていきます。

 

骨そのものは細胞分裂しませんので、骨端線から伸びるしかありません。

 

ここで潤沢にコラーゲンの組織がつくられることと、作られたコラーゲンの組織に吸着してくれるカルシウムとマグネシウムが血液中に豊富に含まれていることの2つが身長を伸ばすには重要です。

 

 

タンパク質と亜鉛の役割

 

タンパク質と亜鉛は、体の中で成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。

 

両方とも、不足すると成長障害などの障害が出てくる可能性が高まる栄養素です。

 

特にタンパク質は、体の中でアミノ酸に分解されます。豆乳のタンパク質は体の中で分解されると、一部はアルギニンというアミノ酸になります。

 

アルギニンは成長ホルモンの分泌には欠かせない栄養素ですが、子どもの頃は体の中では作られないという特性を持つアミノ酸です。

 

アルギニンは、第二次性徴が終わったあたりから、体内で合成できるようになります。

 

アミノ酸は体内で合成できるものとできないものに明確に分かれていますが、アルギニンは少し例外で、年齢によって体内で合成できない期間があります。

 

成長ホルモンは一生を通して分泌されますが、一番盛んに分泌されるのが、生まれてから第二次性徴期が終わるまでの十数年です。

 

第二次性徴を過ぎると骨端線は閉じてしまいますので、この時期までに分泌された成長ホルモンしか身長に影響を与えません。

 

 

大豆のイソフラボンは身長を伸びなくするって聞いたけど…

 

イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすることから、「女性ホルモン=身長を止める働きがある」として「身長を伸びなくする」と言われているようです。

 

イソフラボンは、確かに女性ホルモンと似た働きをしますが、女性ホルモンではありません。それどころか、イソフラボンには成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。

 

第二次性徴期には、男性ホルモンと女性ホルモンの、いわゆる性ホルモンが非常に活発に分泌されます。

 

男性ホルモンにも女性ホルモンにも成長ホルモンの分泌を増加させたり、骨に直接働きかけて骨の成長を加速させる働きがあります。

 

性ホルモンは身長を伸ばす働きもありますが、同時に骨を固くして骨端線を消す働きもあります。

 

イソフラボンで身長が止まるというのはこのことを言っているのだと思いますが、実際にイソフラボンは女性ホルモンの代わりができるほど潤沢に豆乳に含まれているわけではありません。

 

飲みすぎは問題かと思いますが、普通に1日200ml程度飲んでいる分には身長を止める働きができるほどの大量な性ホルモンの働きはしませんのでご安心ください。

 

 

豆乳を飲むと男性が女性的になる?

 

これはほぼ都市伝説だと思います。過剰摂取はもちろんおやめください。

 

大豆のイソフラボンは女性ホルモンではありませんので、大豆だけで女性的になるかというとちょっと無理があるようです。

 

イソフラボンの含有量でいえば、一番多いのが「きな粉」です。次に大豆そのもの、納豆、油揚げ類…と続きます。

 

豆乳は納豆、油揚げ類、豆腐、おから、の次ですので、大豆製品の中では取り立ててイソフラボンが多いわけではありません。

 

では、1日の摂取目安量はどのくらいなのでしょうか。

 

 

1日どのくらいが適量?

 

タンパク質の量やイソフラボンの量から考えると、1日100ml〜200mlくらいが適量のようです。

 

もちろん、豆乳だけでなく他の食品との組み合わせによっても体の中に蓄積される栄養の量は変わりますので、他の大豆食品等をよく食べているお子さんなどは100mlでも十分だと思われます。

 

加工食品やレトルト食品、肉などに多く含まれているリンはカルシウムを消費します。

 

カルシウムをきちんと体の中に蓄えたかったら、リンが含まれている加工食品はおすすめしません。

 

さまざまなビタミンやミネラル、三大栄養素と呼ばれる炭水化物、脂肪、タンパク質をバランスよく摂って、適度な運動をすることが身長の伸びを助けます。

 

特定な動きの多いハードなスポーツ(特に器械体操など)は身長が伸びなくなることもあるといいますが、適度な運動は骨端線に刺激を与えてコラーゲンを作る働きを強めることがありますのでおすすめです。

 

体の中には酵素というものがあり、これが人間の生命活動を支えています。

 

数千という種類の酵素がお互いに影響し合って生命活動をしていますが、例えば亜鉛が不足すると、このうちの約300の酵素が満足に働けなくなるといいます。

 

酵素を動かしているのはビタミンやミネラルによるところが大きいそうです。バランスの良い食生活で、成長期の身体をサポートしましょう。

 

 

調整豆乳と無調整豆乳、飲むならどちら?

 

これは、お好みでお飲みください。成分はそんなに変わりません。

 

豆乳は特に匂いがダメという方がいらっしゃるので、調整豆乳には匂いをマイルドにしているものがあります。

 

豆乳は少し舌に引っかかる感じを覚える人もいらっしゃるので、そういった方のために調整豆乳の中でもさまざまなフレーバーのものが販売されています。

 

糖分が多いものもありますので、加糖タイプのものを常飲することは肥満の原因にもなりますのでご注意ください。

 

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